英語のアンテナ

英語過敏な私のお話し

コロッケとメンチカツにだまされた

 この間、スーパーの惣菜コーナーにメンチコロッケというのがあり、ひき肉を揚げてあることを想像して買って家に帰りました。食べてみるとジャガイモを主体に、ミンチにした肉が普通のイモのコロッケより少し多めに入っているだけで、ガッカリしました。

 

 日本ではイモが入っているとコロッケといいますが、ミンチが入っているとメンチカツまたはメンチになります。でも、カニクリームが入っているとカニクリームコロッケというし、カボチャならカボチャコロッケ、と呼ばれるので、メンチコロッケといえばミンチの揚げ物だと思うのは普通だと思うのですが私だけでしょうか。

 

 一般的にはコロッケはイモが入っているものを意味するようで、メンチコロッケとは全くまぎわらしい名前です。そもそも元となった croquette にはイモ料理という意味はなく、これもある意味、和製英語 (仏語) ですね。日本では、基本的なパターンとして、芋や穀物系はコロッケ、肉系はカツ (トンカツ、チキンカツ、ハムカツ)、魚介系はフライ (イカフライ、アジフライ、エビフライ、カキフライ) といった感じで、croquette、cutlet、fries、が日本の独自解釈で進化した言葉ですね。

 

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