英語のアンテナ

英語過敏な私のお話し

ホワイトデーは時代遅れ !?

 デパートやケーキ屋さんではバレンタインのチョコレートを宣伝するディスプレイが目立ち始めました。バレンタインには、チョコレートの年間売上げの10数パーセントほどが売れるということなのでお店が力を入れるのも納得です。日本では女性から男性にチョコレートをあげる日という独自のイベントです。欧米の Valentaine’s Day では男女に関わらず、愛するパートナーに花束やプレゼントを渡したり、おしゃれなお店でディナーを食べたり、パートナーと一緒に過ごすロマンチックな日です。日本も海外のように男女共に消費をして楽しめば、経済効果も単純計算で倍になりますよね。

バレンタインと花

Valentaine’s Day

 日本にはバレンタインのお返しを男性から女性にする日としてホワイトデーというものがあります。男性がキャンディーをあげるという、菓子業界が次に考え出したのがホワイトデーに多くの人がまんまと引っかかってしまいました。でも昨今、LGBTQ+ など多様性への理解が少しずつ広まる中、特定のジェンダーにこだわるイベントって時代遅れのような感じがします。

 

 ところでこの White というネーミングはどうしてなんでしょうね。純潔というイメージや、マシュマロの白から取ったという説があるそうです。なぜ White という名前なのか意味合いも希薄ですが、キャンセル・カルチャー* には感心できないところもあるので、提案です。毎月14日を特定の LGBTQ+ のアイデンティティの人のセレブレーションにして、お菓子をあげる日に定めたらどうでしょう。いろんなバリエーションが考えられると思います。それぞれの月をホワイトデーにならって、4月からはブルーデーやイエローデー といった色の名前にします。そしてそれを一年続けるとレインボーカラーになるという段取りです。


( * Cancel Culture: SNS などで過去の個人や団体の欠陥を集中的に容赦なく批判し、時にはその存在価値までも抹消してしまう風潮)

 

eigodekatsudon.hatenablog.com